主体性を持って動く
未来を創る人に会いたい

ミヤキの社風というか企業文化の特徴として、「普段は比較的のんびりしていても、いざ正念場となると、社員同士が強い結束を見せて、乗り越えてしまう」というものがあります。リーマンショックや東日本大震災、近いところではコロナ禍など、危機的状況は何度もありましたが、皆で一丸となって打開してきました。私の眼から見ても凄いと思いましたし、社員に深く感謝しています。

その一方で、「この緊張感と集中力を、もっと日頃から発揮しても良さそうなものだけれど……」と、社長という立場では考えてしまうものです。特に当社の現在の重要なテーマは、「既存の事業領域を超えた、新しい分野へのチャレンジ」。
これまで国内で、輸送機器関連という安定した仕事を得られていたからといって、未来まで保証されているわけではありません。不測の事態に備えた意識や行動を、社員の一人ひとりに求めたいと思っています。
その意味で、いま出会いたいのは、「主体性をもって動ける人物」や、「常に情報をキャッチするアンテナを立てて、ミヤキの技術の新しい可能性を考えることができるような人物」です。
努力したことがそのまま返ってくる「自分たちの会社」という気持ちで仕事に取り組んでもらえると、より仕事に面白みが増すはずです。

基本方針は「社員ファースト」
一人ひとりの想いに耳を傾ける

私が社長に就いてからの一番大きな変化は、社員全員と個別面談をする仕組みを導入したことかもしれません。
一人あたり30分ほどかけて、ひたすらじっくり話に耳を傾けます。

時間もエネルギーも費やしますが、社員一人ひとりの想いを知ることで、いまミヤキが抱えているテーマや課題を把握でき、全体を見通せた感じになるので、私としてもとても貴重な機会です。
国内だけでなく、海外のスタッフとも意思疎通をするために、現在タイ語を勉強中です。
通訳が入ると個別面談の意義が失われてしまうので、基本的なやりとりは自分でできるようにしたいのです。
人の心をつかみたいと思ったら、当然まず自分が努力しなくてはいけませんからね。

これは一例ですが、私は「社員ファースト」という基本方針で経営にあたっていますので、ミヤキに関心をお持ちの方は、ぜひエントリーしていただきたいと思います。
当社はアルマイトの会社ですが、入社前にはアルマイトに何の知識も持っていなかったものの、その後の社内教育と自身の努力で、活躍している社員がたくさんいますよ。私自身も、他の企業を経験してミヤキに入るまで、アルマイトについてほとんど知らなかったようなものですから（笑）。